全校で出かけた「ギフチョウ観察会」では,
さわやかな春風の中,子どもたちはギフチョウの姿をひと目見ようとドキドキわくわくしながら
高床山を散策しました。

講師の方からギフチョウの回遊するポイントを
教えてもらい,息をひそめて待っていると,

ついにギフチョウが姿をあらわしました。
「わあ〜!!本物だぁ」「こっちへ来るよ。」
子どもたちの目が輝きます。

     図鑑で調べてイメージしていたものより本物の
ギフチョウは小さかったこと

    飛んでいると,羽の表の黒い模様よりも
裏の黄色の方が目立つこと
     ギフチョウは決まった道を通る回遊性があり
ものにとまっている時間が短いこと

    カタクリ・山ざくらの他にも,テングスミレ・
ショウジョウバカマなどピンク色の春の花を好むこと

など,たくさんのことが分かりました。
ギフチョウ観察会
 この幻のチョウ―ギフチョウーが,すぐ近くの
高床山に生息していることを,地域の自然に詳しい方から教えもらいました。
“ギフチョウ”というチョウをご存知ですか?
ギフチョウは春一番に野山に出現することから
「春の女神」とも呼ばれているアゲハチョウの
仲間のチョウです。
昔はあちらこちらの野山で見ることができた
ギフチョウですが、環境の変化や乱獲により
数が減少し,現在では絶滅危惧種に
指定され
全国各地で保護活動が行われています。
ギフチョウってどんなチョウ?